GOATについて

構造的な制限

筋の短縮や筋膜の高密度化(筋膜の癒着とも言われています)、ストレートネックやO脚などの骨形成、捻挫や肉離れ、骨折などの外傷などを含む身体の制限のことを指し、その改善には継続的なストレッチや筋膜リリース、場合によってはオペなど改善に時間を要する制限です。

反射的な制限

持続された不良姿勢や過度の使い過ぎによって筋肉の栄養源である酸素が不足した状態で、酸欠となった筋が代謝の低下を起こしている状態です。代謝機能が落ちた筋は痛みに対する感受性が高くなっている状態で、人は無意識に痛みを避けるように動くので最初のうちは違和感程度で自覚はなくても、この無意識の制限が後々腰痛という大きな症状で現れてくるのです。

よく「大した原因はないのに気づけばどんどん身体に違和感が出て痛みに変わっていった」という話を耳にしますが、まさにこれは身体の反射的な制限からくる問題なのです。もしこの反射制限が原因で身体本来の動きを失っている場合、効果的なアプローチはストレッチでもマッサージでもなく「反射を利用したアプローチ」なのです。

①身体に存在する反射制限を取り除く
②その上で、残存する構造的制限があればその箇所にもアプローチする

上記２つを織り交ぜたアプローチで制限を取り除くことにより、その人が本来持つ動きの最適化を目指します。原因不明の痛みや制限を抱えている方は、ご自身の身体で是非このアプローチを体感して下さい。